フリーミアムで認知度を高めよう!導入のメリット・デメリットとは?

フリーミアムのメリット・デメリットやサブスクリプションとの違い、フリーミアムの種類について解説します。

目次
  1. フリーミアムとは
    1. サブスクリプションとの違い
  2. フリーミアムのメリット
    1. 新規ユーザーを増やしやすい
    2. 口コミや感想を集めやすい
    3. 購入の心理的ハードルが下がる
  3. フリーミアムのデメリット
    1. 収益が安定化するまでに時間がかかる
    2. コストを回収できない可能性がある
    3. 有料部分への線引きが難しい
    4. 事業モデルによっては不適切
  4. フリーミアムの種類
    1. 機能追加・機能制限
    2. 容量増加
    3. 会員限定コンテンツ
    4. 都度課金
  5. フリーミアムを成功させるコツ
    1. 有料サービスを無料でお試しできるようにする
    2. 有料プランへの移行が分かりやすいサイトを作成する
      1. スムーズな決済にはatone(アトネ)がおすすめ
    3. サポートや問い合わせ窓口を充実させる
  6. フリーミアムで新規顧客を獲得しよう

ECサイトの集客や売上UPにお困りではありませんか?
後払い決済サービスatone(アトネ)はLTV向上、新規顧客獲得、カゴ落ち防止に貢献します!

基本機能を無料で提供した上で、より高度な機能などに追加料金を求めるフリーミアムモデル。WEBサービスを中心に注目されているフリーミアムは、すでにWEBサービスを展開している人や、これからWEBサービスを始めたいと思っている人にとって押さえておきたい手法の1つです。

この記事では、フリーミアムの基本的な定義やサブスクリプションとの違い、採用するメリット・デメリットについて解説します。フリーミアムの種類や成功させるコツにも触れていますので、ぜひ参考にしてください。

フリーミアムとは

フリーミアムは、Free(無料)とPremium(割増金)を組み合わせた造語です。基本的にサービスを無料で利用できる一方で、より高度な機能や利便性を求めるユーザーには有料のサービスも提供する手法として知られています。

基本的なサービスを無料で提供することにより、顧客がサービスを利用する心理的ハードルを下げるとともに、サービスへの理解を深めることがフリーミアムの主な目的です。

サブスクリプションとの違い

サブスクリプションとフリーミアムの大きな違いは、基本的に有料か無料かという点です。

サブスクリプションとは定額サービスのことを指します。月額・年額などさまざまな料金形態がありますが、基本的には有料で提供されるサービスと捉えてください。

ただし、サブスクリプションの中には無料お試し期間を設けているものもあります。この場合、お試し期間中はサービスを無料で利用できるものの、お試し期間を過ぎた後は自動的に課金されるのが一般的です。

一方、フリーミアムは基本的に無料で利用することができ、ユーザーが希望した場合のみ有料版へとアップグレードできます。有料版に申し込まない限り、ユーザーは無料のままサービスを使い続けられるのです。

サブスクリプションの詳細については、以下の記事もご覧ください。

サブスクリプション
【事業者向け】サブスクリプションの意味やメリット、サービス事例をわかりやすく解説
今回は、サブスクリプションの意味やメリット・デメリットについて解説します。サブスクリプションビジネスの具体的なサービス事例についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

フリーミアムのメリット

フリーミアムを採用することで、どのようなメリットを得られるのでしょうか。具体的なメリットとして次の3点が挙げられます。

新規ユーザーを増やしやすい

フリーミアムは基本的に無料で利用できるサービスのため、ユーザーは気軽に始めることができます。料金の心配をする必要がなく、試しに使ってみるユーザーも決して少なくないでしょう。結果として多くのユーザーを獲得しやすいことから、新規ユーザーを効果的に増やせる手法といえます。

口コミや感想を集めやすい

近年、SNSの口コミを参考に商品を購入する人が多くなっています。Z世代に関しては、全体の51.0%(女性は69.0%)が特定のSNSを通じて新しいブランドや商品と出会っている(※)という調査結果もあるほどです。

実際にサービスを利用したことのあるユーザーが増えれば、口コミや感想を集めやすくなります。基本無料であれば知人や友人にも気軽に勧めやすいことから、SNSなどを通じて口コミが広まる効果が期待できるでしょう。

※出典:株式会社SHIBUYA109エンタテイメント「Z世代のSNSによる消費行動に関する意識調査」

購入の心理的ハードルが下がる

入口を無料にすることで、購入に対する心理的ハードルを下げる効果も期待できます。一度も利用経験のないサービスに最初から料金を支払うことをためらうユーザーは少なくありません。無料で利用する経験を通じて、サービスの使用感や効果が確認できていれば、抵抗なく課金しやすくなる点がメリットといえます。

フリーミアムのデメリット

フリーミアムは合理的なビジネスモデルのように思えますが、デメリットとなりえる面もあります。フリーミアムを採用する際には、次の点に注意しておく必要があるでしょう。

収益が安定化するまでに時間がかかる

サービスを収益化するには、当然のことながら有料ユーザーを獲得する必要があります。フリーミアムモデルでは基本的な機能を無料で提供することから、サービスの運営を開始した当初は収益につながりにくいでしょう。ユーザーがサービスのメリットを実感し、有料版へのアップグレードを決断するまでには時間がかかるのが難点です。

コストを回収できない可能性がある

新規ユーザーを一定数確保できたとしても、無料サービスのみ利用するユーザーが多ければ十分な収益を得られません。結果として開発や運営に投じてきたコストを回収できず、赤字に陥る可能性があります。損益分岐点を超える時期を予測しにくいことは、フリーミアムモデルのデメリットといえるでしょう。

有料部分への線引きが難しい

フリーミアムにおいて悩ましい問題として、無料部分と有料部分の比率が挙げられます。無料部分が多すぎると、無料サービスのみで満足してしまい有料版に切り替えないユーザーが増えるでしょう。反対に無料版で利用できる範囲が少なければ、ユーザーは不満を感じて離脱してしまいます。有料部分への線引きをどこに設けるべきか、バランスの見極めが難しいことはフリーミアムのデメリットの1つです。

事業モデルによっては不適切

フリーミアムはあらゆる事業に適しているわけではありません。サービスを提供するために多大なコストがかかる事業の場合、無料サービスを設けるのは適切とはいえないでしょう。

フリーミアムに適した事業モデルは次の通りです。

  • デジタルデータを軸とした事業
  • ユーザーの母数増加が収益に直結する事業

一例として、WEBメディアやソフトウェア、ゲームといった事業は上記の条件を満たすケースが多く、フリーミアムとの親和性が高い事業といえます。

フリーミアムの種類

フリーミアムと一口に言っても、いくつかの収益モデルがあります。主要な収益モデルは次の4種類です。

機能追加・機能制限

無料版に機能を追加する際に課金が必要なものや、無料版には機能制限が設けられており、課金することで全ての機能が解放されるものが挙げられます。課金することで操作の自由度が向上し、より快適にサービスを利用できるという仕組みです。

無料版には広告が表示され、課金することで広告を非表示にできるといったパターンも、機能追加・機能制限の一種といえます。無料版でも基本的な機能は活用できるものの、より便利に活用したい場合は課金が必要になることがポイントです。

容量増加

データを記録・保存するタイプのWEBサービスでよく見られる収益モデルです。無料版にも一定の容量が確保されているものの、料金を支払うことで容量が追加されます。

たとえば「1GBまでは無料」「1GBを超える容量が必要な場合は有料」といった線引きをしておくことで、より多くの保存容量が必要なユーザーに課金を検討してもらえるでしょう。サービスを使い続けていく中で、必要な保存容量が増えていくタイプのサービスでは効果的な収益モデルといえます。

会員限定コンテンツ

有料会員だけに提供されるコンテンツを用意するパターンの収益モデルです。月額・年額などのサブスクリプションモデルで有料コンテンツを提供するケースが多く見られます。

また、有料会員だけが質問することができ、有益な回答を得られるといったサービスも想定されます。会員限定コンテンツが多くのユーザーにとって魅力的に映るかどうかがポイントとなるでしょう。

都度課金

基本的に全てのサービスを無料で利用できるものの、必要な機能やサービスによっては利用するごとに課金が必要になるパターンです。ゲームであれば、課金すると手に入るアイテムが用意されているといったケースがよく見られます。

無料版でも時間をかければ手に入るアイテムを、課金することでより早く手に入れられるといったパターンも見られます。有料のアイテムがユーザーにとって魅力的かどうかが、成否を分けるポイントとなるはずです。

フリーミアムを成功させるコツ

フリーミアムは単に取り入れただけで成功できる収益モデルではありません。フリーミアムを成功させるためのコツを押さえておくことが大切です。

有料サービスを無料でお試しできるようにする

無料部分の利用を通じてサービスのメリットや利便性を理解していても、お金を支払ってサービスを利用することに抵抗を感じるユーザーは少なくありません。有料サービスを期間限定でお試し利用できるようにするなど、一定の無料期間を設けるのは効果的な方法の1つです。

有料サービスの無料体験を通して「これならお金を払ってもいい」と実感してもらうことにより、課金後のクレームを減らす効果も期待できます。まずは有料サービスをお試し利用してもらうとよいでしょう。

有料プランへの移行が分かりやすいサイトを作成する

どうすれば有料プランに移行できるのかがユーザーにとって分かりにくいと、有料プランへの切り替えを躊躇する原因となります。有料サービス移行の導線を明確にし、スムーズに申し込みができるようにすることが大切です。

操作方法が分かりやすいサイトデザインにするほか、手軽に決済できる仕組みを取り入れるのも1つの方法です。決済の段階でユーザーが面倒に感じることのないよう、できるだけ少ない手間で決済が完了する仕組みを用意しましょう。

スムーズな決済にはatone(アトネ)がおすすめ

スムーズな決済方法を取り入れたいWEBサービス事業者様には、atone(アトネ)の導入をおすすめします。atone(アトネ)はSMS認証のみで利用を始められる後払い決済サービスです。クレジットカード番号の入力などは必要なく、ログインするだけで決済に進むことができます。決済時に課金・購入を断念する「カゴ落ち」を防ぐには効果的な決済方法です。

また、atone(アトネ)はスマホ決済に対応しているため、その場で決済を済ませたいユーザーニーズとも親和性が高いと考えられます。WEBサービスと相性のよいatone(アトネ)をぜひご活用ください。

atoneについての詳しい資料(無料)はこちら

サポートや問い合わせ窓口を充実させる

有料プランに移行することで、本当に各種機能を使いこなせるか不安に感じるユーザーもいるでしょう。サポートや問い合わせ窓口を充実させ、ユーザーの疑問や質問に応じられる体制を整えておくことが大切です。

電話やメールのほか、チャットボットをWEBサイト上に設置しておくのも1つの方法です。よくある質問に関してはQ&Aにまとめておくなど、ユーザーが不安を感じることなく有料プランに移行しやすい環境を整備しましょう。

フリーミアムで新規顧客を獲得しよう

フリーミアムとは、基本的にサービスを無料で提供しつつ、一部の機能やサービスを有料で提供する収益モデルのことです。気軽にお試し利用してもらえることから、新規ユーザーの増加に寄与するほか、課金に対する心理的なハードルを下げたり口コミを増やしたりする効果が期待できます。一方で、無料部分と有料部分の線引きが容易ではないことや、収益化まで期間を要するケースが多いことはフリーミアムのデメリットといえるでしょう。

有料サービスの利用者を着実に増やし、フリーミアムモデルを成功させるには、有料プランへのスムーズな移行がポイントとなります。ユーザーにとって決済が有料サービス移行の障壁にならないようにするためにも、ぜひ後払い決済の「atone(アトネ)」をご活用ください。

資料請求(無料)はこちら

サービス資料の
ダウンロード

atoneは、ネットショップでも実店舗でも使えるスマホ決済サービスです。

EC通販事業者の方へ

atoneは、誰でもすぐに使える、業界No.1カンパニーのコンビニ後払いです。
翌月20日までにお支払いいただきます。
後払いで唯一、ポイントが貯まって使えるのでお得。

実店舗事業者の方へ

atoneは、スマホがあればその場ですぐに使えるコード決済。クレジットカード、銀行口座の連携が不要。現金でのチャージも不要。
約80%の根強い現金払いニーズも取り込み、やさしいキャッシュレス体験を実現できます。

売上UPでお悩みの方は
「atone」へご相談ください

導入事例・料金が詳しくわかる

導入までの流れを担当者がご案内

atone導入に関する不明点を解消

お電話でのお問い合わせはこちら

受付時間 10:00〜17:00(土日祝日を除く)

トップ 使えるお店 使い方 ? アプリ メニュー ECで導入 事業者の方 実店舗で導入 料金 ¥ 実店舗FAQ 還元事業 ¥ ¥ P Q A