ポイント購入から購読までの体験を改善!
導入から1年で月間数千万円の取り扱いに
株式会社ビーグリー
コンテンツプラットフォーム事業部書籍サービス部 「まんが王国」 企画チーム チーフディレクター 三輪芳裕 様
株式会社ビーグリーは、2006年からコミック配信サービス「まんが王国」を提供しています。同サービスは、2020年10月に実施された「電子コミックサービスに関するアンケート」で、お客様が最もお得に感じるサービス第1位を獲得しました。これは長年の事業成長の過程で、お客様に寄り添うための多くの努力があった結果です。
「まんが王国」の詳細はこちら:https://comic.k-manga.jp/
課題
- お得感を打ち出してポイント購入を促進
- ポイント購入から漫画購読までのスムーズな体験設計
- 利用者の生活スタイルにあった決済体験の提供
成果
- 少ない情報入力で使える後払い決済を提供
- 導入から1年で月間数千万円の取り扱いに到達
- 低手数料率の決済でコスト削減を実現
ポイント購入から購読までの体験を改善し
新規ユーザーの課金率の向上を目指す
まず「まんが王国」を運営する上で重視していることを教えてください。
「まんが王国」の事業で重要視している指標は2つあります。購入いただいたポイントの消費率とユーザー課金率です。課金しポイントを消費するということは、お客様が読みたい漫画を見つけて、コンテンツを楽しんでもらったということになります。お客様に漫画を楽しんでもらうことを目指すサービスだからこそ、この指標は重視しています。
指標の達成のために取り組んでいる施策はありますか?
ポイントの消費率を上げるためには、お客様との接点を増やす、最適な情報を提供するなどの施策を行っています。具体的には、読みかけの漫画の最新刊発売をお知らせしたり、LINEやTwitterなどSNSを活用して、みなさんが疲れて一息つきたいお昼どきにクーポンをプレゼントする施策が該当しますね。
課金率の向上についてはいかがですか?
「お得感」を打ち出すことで課金率の向上を目指しています。決済にもよりますが、基本的に常時最大50%という高いポイント還元率を維持することによって、お客様にお得感を提供するよう努力しています。一方で、「お得感」の打ち出し以外にも課金率を高める施策がないかは常に検討していました。特に「初めての課金(ポイント購入)をしていただく」ための施策については、優先度が高く検討していました。
決済を増やす判断に至った背景を教えてください。
「まんが王国」では、特にポイント購入から漫画の購読までのスムーズな体験を重視しています。そのため、会員認証や決済などの処理は、できるだけ多くのお客様にとって違和感の少ない体験設計にしておくことが理想です。そう考えたとき、お客様ごとの生活スタイルや利用端末などに合った決済方法や会員登録方法の選択肢を増やすことは、ユーザー体験全体の質向上や新規ユーザーの利用率・課金率の向上につながるのではないかという仮説がありました。
利用者のニーズを満たすことができる点と
決済手数料を抑制できることが導入の決め手
「atone」をどのようにして知りましたか?
利用者からの問い合わせです。「まんが王国」のサイト内で実施したユーザーアンケートで、決済についてヒアリングしたところ、後払いの導入を望む声が一番大きかったです。また、具体的な書き込みとして「atone」の導入を望むお客様も多くいらっしゃいました。
「atone」の印象はいかがでしたか?
クレジットカードを使わない方にとって便利なことはもちろん、漫画の決済を普段の家計と分けたいという方にも需要がありそうだと思いました。
家族でクレジットカードを共有している場合や、キャリア決済を一括請求にしている場合に、漫画のポイント購入を家族に知られたくないという声もよく聞きます。
また、独自のポイントが貯まるのも「atone」ならではの魅力だと思います。毎回取得ポイント数が表示されるので、クレジットカードなどの決済と同じくポイントを貯める楽しみもあり、ユーザー定着率が高そうと考えました。
「atone」の導入の決め手はなんだったのでしょうか?
開発工数をかけるだけのユーザーニーズがあると判断できたことです。お客様からの意見も多く、決済として利便性を感じたため、より多くのお客様に使ってもらい課金率を向上させるという狙いにつながると判断しました。
また、「atone」の決済手数料は他の決済と比較してかなり安かったため、取扱高を増やすことでコスト削減にも貢献できると考えました。「atone」はユーザー側の手数料も安かったので、導入後着実に利用が増えるイメージがわいたため、優先的に導入を進めました。
導入から1年で月間数千万円の取り扱い
電子マネーの中で2番目に使われる決済に
「atone」導入後の効果を教えてください。
導入から約1年経過しましたが、既に月間数千万円の取扱いがあります。「まんが王国」では、様々なニーズに応えるために多くの決済手段を用意しています。
「atone」は他の決済手段よりも遅れて導入しましたが、既に電子マネーの中で2番目に高い利用実績(2020年11月時点)を達成しています。
どうして「atone」が選ばれていると思いますか?
当初の仮説通り、電子コミックのポイント購入でも後払いを利用したいニーズがあったことが大きいと考えられます。
また、導入直後の利用率が大きかったのも、後払いを期待していたお客様が一気に利用してくれたためだと考えています。
特に一度利用したお客様は2回目以降、情報入力がほぼ不要になるため、非常に使いやすいというのも「atone」の魅力の1つになっていると思います。
今後atoneに期待することを教えてください
「まんが王国」はお得感を大切にしているため、やはりポイントなどを使った販促キャンペーンに期待しています。弊社のポイント還元率UPキャンペーンだけでなく、「atone」のポイントも活用して何かできないかと考えています。
また「atone」を利用しているが、まだ「まんが王国」を利用したことのないお客様に対してアプローチできると、より良い相乗効果が期待できると思っています。
atoneの導入で売上UP!
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