アプリ内課金・アプリ外課金とは?それぞれの特徴と違いを解説

アプリの収益を大きく左右する要素である、アプリ内課金・アプリ外課金について詳しく解説しています。

目次
  1. アプリ内課金とは?
  2. アプリ内課金にはどんな種類がある?
    1. 消耗型
      1. 消耗型アプリ内課金の例
    2. 非消耗型
      1. 非消耗型アプリ内課金の例
    3. 自動更新サブスクリプション
      1. 自動更新サブスクリプション型アプリ内課金の例
    4. 非自動更新サブスクリプション
      1. 非自動更新サブスクリプション型アプリ内課金の例
  3. アプリ内課金で販売できるサービス
    1. デジタルサービス
    2. デジタルコンテンツ
    3. 追加機能
  4. アプリ内課金の抱える課題
  5. アプリ外課金とは?
  6. アプリ外課金が注目される理由
  7. アプリ外課金を利用できるアプリは?
  8. アプリ内課金・アプリ外課金の違いを理解して収益アップ!

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アプリ内課金とは、アプリを収益化する上で必要な仕組みの1つです。一方で、アプリ内課金にはさまざまな課題があることから、近年はアプリ外課金に注目が集まっています。

本記事では、アプリ内課金の概要や種類についてわかりやすく解説します。アプリ内課金が抱えている課題や、近年注目されているアプリ外課金にも触れているので、ぜひ参考にしてください。

アプリ内課金とは?

アプリ内課金とは、アプリ内でデジタルコンテンツを課金販売する仕組みのことです。利用者はアプリの一部機能を無料で利用できる一方で、より多くの機能を活用したい場合などに料金を支払う必要があります。アプリをダウンロードする時点では課金は不要で、アプリの基本的な機能を無料で試せる点が特徴です。これに対して、アプリのダウンロード自体が有料の場合は「有料アプリ」と呼ぶことでアプリ内課金と区別しています。

アプリ内課金の決済方法には、クレジットカードのほか通信料と合算した引き落としなどが挙げられます。いずれも有料アプリの購入時と同じ手続きを踏むことで課金されるため、利用者が自分の意思で課金しない限り料金が発生することはありません。

アプリ内課金にはどんな種類がある?

アプリ内課金と一口に言っても、実はいくつかの種類があります。アプリ内課金の主な種類を押さえておきましょう。

消耗型

アプリ内で消費するツールやアイテムなどを購入するタイプのアプリ内課金です。基本的に使い切りのため、購入した分を消費し切った場合には新たに購入する必要があります。

消耗型アプリ内課金の例

  • ゲームアプリ内で使用できる独自通貨
  • サービスを利用するために必要なポイントなど

非消耗型

一度購入すれば永続的に利用権を得られるタイプのアプリ内課金です。同一のアカウントであれば課金の記録が引き継がれるため、スマートフォンなどの本体を機種変更した場合も利用者は再び同じツールやアイテムを購入する必要がありません。1回きりの購入で済む点が、消耗型アプリ内課金との大きな違いです。

非消耗型アプリ内課金の例

  • 機能制限のロック解除
  • アプリ内広告の非表示機能

自動更新サブスクリプション

課金をキャンセルしない限り、継続的・自動的に契約が更新されるタイプのアプリ内課金です。トライアル期間中はアプリを無料で利用でき、一定期間を経過後は有料プランに切り替わるパターンも多く見られます。

自動更新サブスクリプション型アプリ内課金の例

  • 音楽配信サービスや動画配信サービスへの有料会員登録
  • 電子書籍の読み放題サービスへの有料会員登録

非自動更新サブスクリプション

期間限定のコンテンツなどを利用できるタイプのアプリ内課金です。所定の期間が経過すると、有料提供されていたコンテンツ等が利用できなくなります。継続して利用したい場合は、契約期間が終了するたびに課金しなければなりません。

非自動更新サブスクリプション型アプリ内課金の例

  • ゲーム内コンテンツのシーズンパス利用権
  • クラウドにアップロードしたデータへのアクセス権

アプリ内課金で販売できるサービス

アプリ内課金によって販売できるサービスの代表的なパターンは次の3つです。

デジタルサービス

サービスの利用継続を望むユーザーに対し、支払いを求めるパターンです。アプリ内課金を実行することで、利用者は従来通りサービスを使い続けることができます。たとえば、アプリを通じてクラウドにアップロードしたコンテンツを保存し続けるには、アプリ内課金を実行する必要があるパターンなどが典型例です。

デジタルコンテンツ

雑誌やアートワークなどのデジタルコンテンツを、アプリ内で購入してもらうパターンです。非消耗型のものが多く見られ、一度購入すれば同一アカウントで永続的に利用できます。

追加機能

無料版では制限されていた機能の解除や、機能の拡張が可能になるパターンです。アプリをより便利に活用したい利用者は、対価を支払ってでも追加機能を求めるケースが少なくありません。

アプリ内課金の抱える課題

アプリ内課金は、いくつかの課題を抱えています。アプリ事業者がアプリ内課金を利用するにあたり、プラットフォーマーに支払う手数料の負担が発生することなどが問題視されているのです。

一般的に、アプリ内課金での販売額の15〜30%相当額をシステム利用のための手数料として支払うルールになっています。アプリ事業者にとって、手数料の分だけ利益が少なくなってしまうのは避けられません。

アプリ外課金とは?

アプリ外課金とは、アプリから外部サイトへ移動して決済を行う仕組みのことです。

アプリ外課金を利用することで、アプリ事業者は任意の決済サービスをアプリ内で導入することができ、アプリ内課金時よりも手数料を抑えることが可能といったメリットがあります。

これまでは、ほとんどのプラットフォームでアプリ外課金の利用が制限されていましたが、アプリ内課金が世界各国で注目を集めたことを受け、近年アプリ外課金の制限を緩和する動きが見られています。

実際に、いくつかのプラットフォーム上では、これまで規制されていたアプリ内で利用者を外部サイトへ誘導するためのリンクを設置することが可能になっています。

アプリ外課金の制限緩和により、利用者を離脱させることなく決済サイトへ誘導できるようになりました。アプリ事業者にとっては、サービスを収益化するための手立てが広がったといえるでしょう。

アプリ外課金が注目される理由

アプリ外課金が注目されたきっかけは、巨大プラットフォーマーが校正取引委員会の指摘を受け入れ、改善策を申し出たことです。

従来、アプリ事業者にとってアプリ内課金しか収益化の手段がないことは収益上の大きな課題の1つでした。アプリ外課金の制限緩和は、多くのアプリ事業者にとって画期的な出来事だったといえます。

アプリ外課金を利用できるアプリは?

主要なプラットフォーム上でアプリ外課金が利用可能なアプリは、2023年7月時点でリーダーアプリ(デジタルコンテンツの閲覧を目的としたアプリ)のみです。

ゲームアプリはアプリ外課金の利用対象外となっており、ゲームアプリの場合は引き続きアプリ内課金によって収益を得る必要があります。

アプリ外課金の可否はアプリ事業者にとって収益を大きく左右する要素なので、アプリ外課金の規制緩和の動向については今後も注視が必要です。

アプリ内課金・アプリ外課金の違いを理解して収益アップ!

アプリ内課金・アプリ外課金について理解しておくことは、アプリを収益化する上で欠かせない要素といえます。アプリ内課金にはいくつかの種類があるため、パターンごとの違いを押さえておくことが大切です。

また、アプリ外課金ができるプラットフォームも増えてきているため、導入する決済手段の拡張も検討してみてもいいかもしれません。

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