【初心者向け】ECサイトの作り方|ノウハウ・制作の流れ・費用相場など

今回はECサイトを作るにあたって知っておきたい基本的な知識と、具体的な作り方の流れを解説します。ECサイトを選ぶ際のチェックポイントも紹介していますので、ぜひECサイトを作る際に役立ててください。

目次
  1. ECサイトの種類
    1. 自社EC型
    2. モール型
  2. 自社ECサイトの作り方、5つ方法
    1. 無料ASP
    2. 有料ASP
    3. パッケージ・クラウドEC
    4. オープンソース
    5. フルスクラッチ
  3. 【状況別】おすすめのECサイトの作り方
    1. ECサイト初心者で個人の場合
    2. ECサイト経験者で法人の場合(年商1億円未満)
    3. ECサイト経験者で法人の場合(年商1億円以上)
  4. 【初心者向け】無料ASPでのECサイトの作り方
    1. 無料ASPへの登録
    2. サイトのデザインテンプレートを選ぶ
    3. 商品登録する
    4. テスト注文する
  5. ECサイトを作る際に必要な作業
    1. 商品の写真撮影
    2. 梱包材の用意
    3. 商品説明の用意
    4. 配送方法を決める
    5. 決済方法を決める
  6. ECサイトを選ぶ際のチェックポイント
    1. ランニングコストが予算にあっているか?
    2. ほしい機能は備わっているか?
    3. 操作は自分でもできそうか?
    4. サポートが充実しているか?
  7. まとめ

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ECサイトを作りたいと思っているものの、何から手をつければよいのか分からず困っていませんか?ECサイトの作り方には複数の方法があるため、自社に合った方法を選ぶことが重要です。

ECサイトの種類

ECサイトには大きく分けて「自社EC型」と「モール型」の2種類があります。それぞれの仕組みや出品者側のメリット・デメリットを把握しておきましょう。

自社EC型

ECサイトの設計・構築から運営までを一貫して自社で行う方法です。実店舗でいえば、自社で独立した路面店を出店する場合をイメージするとよいでしょう。

設計段階から自社で行うため、デザインや機能を比較的自由に構築できるのが特徴です。自由度が高いことからブランディングに取り組みやすく、顧客データの収集・活用もほぼ制限なく行える点がメリットといえます。

一方で、集客も含めて自社で担う必要があることから、ECサイトの存在が顧客に認知され売上が安定するまでに時間を要することがデメリットとなりがちです。

モール型

既存のECモール内に出店する方法です。実店舗でいえば、ショッピングモールの一角に自社の店舗を出店する場合をイメージするとよいでしょう。

ECモールには既存のユーザーが確保されているため、集客の手間を省けるのがモール型のメリットといえます。また、自社で設計や構築を行う必要がなく、自社EC型よりも手軽に出店可能です。

ただし、出店時の初期費用や販売手数料をECモールの運営企業へ支払う必要があります。また、デザインの自由度が低く制約が多いため、自社の個性を演出しにくい点もデメリットといえるでしょう。

自社ECサイトの作り方、5つ方法

自社ECサイトの作り方として、主に5つの方法があります。それぞれの特徴について確認していきましょう。

無料ASP

ECサイトの基本的な機能やデザインを無料で提供しているサービスを利用する方法です。

  • メリット:技術的な知識がほぼ不要でECサイトを構築できる
  • デメリット:用意されたテンプレートの範囲内でしか構築できない
  • 費用相場:初期費用・月額費用ともに無料(決済手数料のみ必要)
  • おすすめの方:ECサイトを運営したい個人の方

有料ASP

無料ASPよりも自由度が高い有料サービスを利用する方法です。

  • メリット:デザインや機能が無料ASPよりも充実している
  • デメリット:カスタマイズできる範囲に制約がある
  • 費用相場:初期費用が数千円〜10万円未満、月額費用が数千円〜5万円程度
  • おすすめの方:ECサイトを運営したい小規模事業者

パッケージ・クラウドEC

ECサイトの構築・運営に必要な機能が備わったアプリを活用する方法です。

  • メリット:カスタマイズ性が高く、オリジナリティのあるECサイトを作れる
  • デメリット:初期費用・月額費用ともに有料ASPより高額
  • 費用相場:初期費用が数百万円〜数千万円、月額費用10万円以上
  • おすすめの方:本格的にECサイトを運営したい事業者

オープンソース

無償公開されているソースコードを活用してECサイトを構築する方法です。

  • メリット:サイト構築に必要なコストを削減でき、自由度も高い
  • デメリット:プログラミングの知識・スキルが必須となる
  • 費用相場:無料(構築・運営にかかる人件費・外注費のみ)
  • おすすめの方:ECサイトの構築・運営が可能な技術力がある事業者

フルスクラッチ

完全に自社でECサイトを構築する方法です。

  • メリット:自社が求める要件を自由に実現できる
  • デメリット:サイト構築やメンテナンスにコストと時間を要する
  • 費用相場:開発費用として数百万〜数千万円以上
  • おすすめの方:大規模なECサイトを運営する予定の事業者

【状況別】おすすめのECサイトの作り方

ECサイトを始めたい方の状況ごとに、おすすめのECサイトの作り方を解説します。事業の状況やイメージしているECサイトの規模に合わせて、適した作り方を選択することが大切です。

ECサイト初心者で個人の場合

ECサイトを初めて運営する個人の方は、無料ASPを活用することをおすすめします。テンプレートを選ぶだけで手軽にECサイトを構築できる上に、初期費用をかけずに始められるからです。

ECサイトを立ち上げた当初は、ECサイトの存在自体が顧客に認知されていません。売上が上がるまで時間がかかることも予想されることから、できるだけ初期費用を抑えるほうが得策です。

無料ASPは自由度が低く活用できる機能も限られていますが、コストを抑えてスピーディにECサイトを立ち上げることができます。ECサイト初心者で個人の方であれば、まずは無料ASPでECサイトを構築し、売上が安定してきたら有料ASPなどへの移行を検討するとよいでしょう。

ECサイト経験者で法人の場合(年商1億円未満)

ECサイト運営の経験があり、かつ年商1億円未満の法人の場合は、有料ASPの活用をおすすめします。初期費用・月額費用がかかるものの、無料ASPと比べてカスタマイズ性が高く、より本格的なECサイトを構築できるからです。

有料ASPには個別のカスタマイズに対応しているサービスもあります。将来的に事業を拡大する場合にもシステムを入れ替える必要がなく、顧客離れを防ぐことができるのです。スピーディな構築と拡張性の高さを両立できる有料ASPは、中小規模のECサイトに適した作り方といえます。

ただし、ASPによってはカスタマイズ可能な範囲が限られているものも少なくありません。今後の事業展開を見据えて、求める機能に対応しているASPを選ぶことが大切です。

ECサイト経験者で法人の場合(年商1億円以上)

ECサイト運営の経験があり、かつ年商1億円以上の法人の場合は、パッケージやクラウドECの活用をおすすめします。初期費用は有料ASPよりも高額となりますが、カスタマイズ性が高く本格的なECサイト構築に適しているからです。

オープンソースやフルスクラッチによるECサイト構築は費用が高額になるデメリットがあります。一方、パッケージやクラウドECであれば費用を抑えつつ自由度の高い構築が実現可能です。

パッケージとクラウドECの主な違いは、自動アップデートが行われるかどうかです。クラウドECであれば随時アップデートが行われるため、最新のセキュリティ要件が反映されます。クラウドECは月額費用が必要ですが、長い目で見ればパッケージよりも安心して利用できるでしょう。

【初心者向け】無料ASPでのECサイトの作り方

無料ASPでのECサイトの作り方を詳しく解説します。ECサイトを初めて運営する方も、次の手順に従って進めればECサイトを構築できるでしょう。

無料ASPへの登録

販売したい商品や決済手数料を比較検討した上で、利用する無料ASPを決定します。無料ASPの利用を開始するには、はじめに登録が必要です。次の情報を入力して、登録を完了させましょう。

  • メールアドレス
  • パスワード
  • 事業者名(個人名)
  • 希望ドメイン

ドメインとはECサイトのURLに使用する文字列のことで、独自ドメインかサブドメインを選べるASPもあります。独自ドメインは全ての文字列を自分で決められるタイプ、サブドメインは一部の文字列のみ設定できるタイプのドメインです。独自ドメインを取得するには費用が必要ですが、とくにこだわりがなければ無料で利用できるサブドメインで問題ありません。

サイトのデザインテンプレートを選ぶ

無料ASPにはデザインテンプレートが複数用意されており、好みのデザインを選んで設定することができます。販売する商品のイメージに合う背景色やレイアウト、全体のデザインを選ぶことが大切です。

デザインにこだわりがない場合は、できるだけシンプルなデザインのテンプレートを選ぶことをおすすめします。販売者側に知名度やブランド力がないうちは、顧客はECサイトの理念や世界観に惹かれて購入を決断するわけではありません。商品の長所やメリットがより際立つよう、サイトデザインはシンプルにするほうがよいでしょう。

商品登録する

商品登録とは、販売する商品をECサイトに登録する作業のことです。顧客は商品の実物を手に取って購入する・しないを判断するわけではないため、商品に関する情報を詳しく伝えることで購入のハードルを下げる必要があります。具体的には次の項目を入力しましょう。

  • 商品名
  • 商品写真
  • 商品説明
  • 商品サイズ
  • 商品カラー など

とくに商品写真と商品説明は、多くの顧客がチェックする重要な要素です。写真は1枚だけでなくさまざまな角度から撮影したものを複数掲載し、実際に使用している様子やサイズ感が伝わる工夫をしましょう。

テスト注文する

商品登録が完了したら、実際に注文して顧客側から見た使用感をチェックします。注文が入った場合の流れを予行練習しておくことが大切です。

複数の決済方法を提供する場合は、全ての決済方法による注文のパターンを試しておく必要があります。決済完了を確認後に商品を梱包・発送するなど、実際に注文が入った時の手順通りにやるべき作業を確認しておきましょう。

なお、テスト注文した際はキャンセル機能を利用すれば費用は発生しません。1件目の注文からトラブルなく販売できるよう、テスト注文を繰り返しておくことをおすすめします。

ECサイトを作る際に必要な作業

ECサイトを作る際に必要な作業について解説します。各作業の具体的な進め方と注意点についても触れていますので、ECサイト作成に取りかかる前に必ず押さえておきましょう。

商品の写真撮影

商品撮影はECサイトでの商品購入に直結する重要な作業です。商品の魅せ方しだいで売上が大きく変わるため、掲載する商品写真には徹底的にこだわってください。

撮影は自分で行うこともできますが、外部に委託して撮影してもらうことも可能です(※ささげ業務とも言います)。自分で撮影する際は最新のスマートフォンなどでも構いませんが、できるだけ一眼レフカメラを使用し、照明機材がそろっているスタジオで撮影することをおすすめします。(※)ささげ業務とは「撮影」「採寸」「原稿」の3つの要素で構成されるものであり、ECサイトの売上が左右されると言っても過言ではありません。※ECサイトに必須のささげ業務の必要性や効率化するための方法、についてはこちらから

ECサイトに必須のささげ業務とは?必要性や効率化するための方法
こちらの記事では、「ささげ業務がなぜ必要なのか」といった基本事項から、業務のコツや効率化の方法を解説します。ECサイト運営に携わる方はぜひ参考にしてください。

また、ECサイトでは商品を手に取って確認できないため、視覚から得られる情報量をできるだけ増やして購入のハードルを下げることが大切です。商品そのものの写真だけでなく実際に商品を使用しているシチュエーションの写真も用意するなど、購入後に使用する場面をイメージしやすくなるよう工夫する必要があります。

梱包材の用意

梱包は顧客の手元まで商品を無事に届けるための重要な作業です。雑な梱包をしてしまうと輸送中に商品が破損してしまうなど返品・クレームの原因となるため、梱包の準備をあらかじめ整えておきましょう。

丁寧に梱包するには梱包材の用意は必須です。代表的な梱包材として次のものがあります。

  • 段ボール
  • 緩衝材
  • OPP
  • ガムテープ など

必要な梱包材は発送する商品のサイズや形状、重量、壊れやすさなどによって異なります。商品が壊れないようにするための工夫を最優先するべきですが、梱包の手間や梱包材にかかるコストをできるだけ抑えられる効率の良い梱包方法を確立することも大切です。

また、ECサイトの売上が安定してきたら、梱包材にロゴを印刷したり商品を可愛くラッピングしたりといったひと手間をかけることで、顧客の満足度を高めることができます。ECサイトへの信頼性を高めリピーターを獲得することにも繋がるので、ぜひ試してみてください。

商品説明の用意

ECサイトに商品を登録する際には、商品に関する情報が必要になります。商品名や商品写真、商品説明、商品サイズ、商品カラーなど、必要な情報はあらかじめ用意しておきましょう。

顧客の購入意思が商品説明によって決定づけられることも少なくありません。たとえば、商品サイズが不明であることを理由に購入を見合わせる顧客もいるはずです。顧客にとって知りたい情報が漏れなく記載されているか、複数名でチェックすることをおすすめします。また、商品説明に誤った表記や紛らわしい表現があるとクレームの原因となるため、記載事項に間違いがないか必ず確認しましょう。

ECサイトによっては、商品に関する説明だけでなくショップの紹介や返品対応に関する情報を添えているケースも見られます。顧客がショップのトップページへ遷移することなく商品ページだけを見て購入するケースもあることを想定し、できるだけ詳しい説明を掲載するよう心がけてください。

配送方法を決める

配送方法に関しても、商品ごとの性質に合わせて決めておく必要があります。具体的な配送方法は下記の通りです。

商品のジャンル  配送方法
雑貨100g以内:定形外郵便A4サイズまで:レターパックその他:宅配便・ゆうパックなど
食品冷凍品:冷凍宅配便冷蔵品:チルドゆうパックその他:宅配便・ゆうパック・定形外郵便など
家具家財宅配便・引越便・赤帽
ファッションレターパック・宅配便・ゆうパック・定形外郵便など

商品に合わせて適切な配送方法を選ぶだけでなく、クレームや配送事故のリスクを軽減するために信頼性の高いメジャーな配送業者を選ぶことも大切です。また、予算に合った配送方法を選ぶことにも注意しましょう。

大口配送の場合、配送業者と送料の交渉をすることも可能です。発送する荷物数が増えてきたら、配送業者と交渉して大口契約を結ぶことも検討しましょう。

決済方法を決める

最後に、商品購入時の決済方法を決めましょう。代表的な決済方法として下記のものがあります。

  • クレジットカード
  • コンビニ決済
  • 代金引換
  • キャリア決済
  • 銀行振り込み
  • 電子マネー

▼上記EC決済の方法について、より詳細に知りたい方は以下の記事をご覧ください。

EC決済とは?種類や特徴、メリット、選ぶポイントまで紹介!
本記事では、EC決済のソリューションについて知りたい方のために、決済サービスの種類やその比較、選び方などを解説します。決済会社を選ぶ際のポイントなど、役立つ情報もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

▼コンビニ決済ついて、より詳細に知りたい方は以下の記事をご覧ください。

コンビニ決済とは?支払い方法・仕組みやメリット・デメリットを徹底解説
ECサイトを始めるにあたり重要となるのが決済方法です。しかし、ECサイトを始めたばかりの場合は、どんな決済を用意すればよいのかなど、わからないことも多いでしょう。ここでは、コンビニ決済について解説するとともに、そのメリットやデメリットなどについても紹介していきます。この記事を読めばコンビニ決済について理解でき、運営するECサイトに導入するか検討するうえでも役に立つことでしょう。

また、顧客が商品をカートに入れたものの、購入に至らないことをカゴ落ちといいます。世界のECサイトにおけるカゴ落ち率は約70%と、高い確率でカゴ落ちが発生しているのです。顧客が購入を断念する主な理由として、次の4点が挙げられます。

  • 会員登録が面倒
  • トータルコストが高い
  • クレジットカード情報を入力したくない(ECサイトが信用できない)
  • 利用したい支払方法が提供されていない

近年では、会員サイトに一度だけ登録すればECサイトで支払情報を入力しなくてもよい後払い決済サービスなどの決済代行サービスが複数あります。支払方法の選択肢を複数用意することで、カゴ落ちを未然に防げるでしょう。決済の利便性を高めることが、顧客獲得の機会損失を防ぐことに繋がるのです。

カゴ落ちの原因、対策について詳しく知りたい方は下記からご覧ください。

「カゴ落ち」の10の原因と対策マニュアル
ECサイトを運営していると「カゴ落ち」や「カゴ落ち対策」などの言葉を耳にすることがあるでしょう。売上アップのために適切なカゴ落ち対策を講じることが求められます。 カゴ落ちとはECサイトの利用者が、欲しい商品をショッピングカートに追加したまま購入に至らず、離脱することです。このカゴ落ちが起こる理由や対策を解説し、効果的な対策の活用法を紹介していきます。簡単に実施できる対策を掲載しているので、EC経営に携わる人はぜひチェックしておきましょう。

メールによるカゴ落ち対策はこちらから。

カゴ落ちメール
【例文付き】カゴ落ちメールとは?メール配信のポイントと文面を解説
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ECサイトを選ぶ際のチェックポイント

ECサイトを選ぶ際に重視しておきたいチェックポイントを紹介します。ECサイトを構築する初期段階だけでなく、将来的な運営も見据えてECサイトを選ぶことが大切です。

ランニングコストが予算にあっているか?

有料ASPを利用する場合、ECサイトの運営にはランニングコストがかかります。ランニングコストの一例を確認してみましょう。

A社:月額22,000〜81,000円

B社:月額10,000円

C社:月額11,400円〜

D社:月額79米ドルまたは299米ドル

利用するサービスによって、月々のランニングコストに差があることが分かります。ECサイトの売上や予算とランニングコストのバランスが取れているか、十分に検討した上で利用するサービスを決めることが大切です。

ほしい機能は備わっているか?

ECサイトをどのサービスで構築するかによって、利用可能な機能にも差が生じます。たとえば、利用するサービスによっては提供されている決済方法の種類が限られていたり、サイトデザインに融通が利かず画一的な外観になってしまったりすることもあり得るのです。

自身が重視したい機能は何であるか、どの点を重視してECサイトを構築したいのか優先順位を明確にしておきましょう。その上で、ほしい機能が備わっているサービスを選択する必要があります。費用面だけなく、機能面もきちんと確認した上で利用するサービスを決定するのがポイントです。

操作は自分でもできそうか?

ECサイトを運用していくには、自分で問題なく操作できるかどうかも重視するべきでしょう。無料・有料ASPを利用するのであれば、プログラミングなどの高度な知識は不要です。ただし、サイトの管理画面を使いこなすための知識は必須となります。社内にEC担当者がいる場合は、担当者が抵抗なく利用できるかどうかを確認しておくことが重要です。

自分で操作できないECサイトを選んでしまうと、万が一トラブルが発生した際に対応が難しくなってしまいます。ささいなミスに即時対応できないことで、顧客に迷惑がかかってしまうこともあり得るでしょう。

操作がしやすいかどうかは、実際にECサイトを触って確認するのが近道です。サービスのトライアル期間などを利用して、実際にECサイトを使ってみることをおすすめします。

サポートが充実しているか?

何らかのトラブルが発生した際、すぐに対応してもらえるサポートが充実しているかどうかもチェックしましょう。自身でECサイトの操作が難しい場合はとくにチェックしておく必要がある項目です。サポートが充実しているサービスであれば、不明点や疑問点が生じた場合も相談に応じてもらえます。具体的にどのようなサポートを受けられるのか、ケースごとに確認しておくことが重要です。

また、サイトの使い方がいつでも確認できたり、説明してもらえたりするサービスかどうかも確認しておくことをおすすめします。トラブルが発生した際にどこに連絡すれば良いのか、どのような連絡手段があるのかを確認しておくことで、安心してECサイトの運営に臨めるでしょう。

まとめ

ECサイトを構築するためのサービスを利用することによって、ECサイトを手軽に立ち上げることができます。ECサイトを始めること自体は決して難しくありませんが、運営していく中でさまざまなコストがかかるのも事実です。今回解説してきたポイントを参考に、ご自身に合ったECサイトの構築・運用方法を見つけてください。

また、ECサイトでカゴ落ちを防ぐには決済方法を複数用意しておくことが非常に重要なポイントとなります。後払い決済を導入するのであれば、後払い決済サービスatone(アトネ)がおすすめです。atone(アトネ)はECサイトに数行のコードを埋め込むだけで簡単に導入できる上に、決済手数料は業界最低水準。atone(アトネ)の特徴や導入実績については、より詳しくご覧いただける資料をご用意しています。資料請求は無料で可能です。気になる方はぜひ資料をご確認ください。

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