プレスリリース

ネットプロテクションズ、キャッシュレス決済に関する意識調査を実施

~キャッシュレス化に対する消費者の意見と、現金派ユーザーのQRコード決済に関する意識を公開~

2018年7月31日
株式会社ネットプロテクションズ

新しい信用を創造するCredit Tech(クレジットテック)のパイオニア、株式会社ネットプロテクションズ(所在地: 東京都千代田区、代表取締役社長: 柴田 紳、以下当社)は、新しいカードレス決済サービス「atone(アトネ)」のQRコード決済実証実験※1に関する前調査として、「キャッシュレス決済に関する意識調査」を実施しましたので、その結果について報告いたします。
※1 リンクはこちら: https://atone.be/news/2018/524001.html

【調査概要】

調査名: キャッシュレス決済に関する意識調査
調査方法: インターネット調査
調査期間: 2018年5月2日~5月7日
調査対象: 全国の男女1261名(NP会員※2から無作為抽出)

※2NP会員とは: 「NP後払い」「atone(アトネ)」「NPポイントクラブ」など、当社サービスの利用にあたり会員登録を行っていただいたお客様を指します。会員登録することで、当社サービスを利用するごとに、200円につき1ポイント貯められます。 貯めたポイントは「atone」でのお買い物に1ポイント1円で充当できるほか、景品と交換もできます。また、会員向けのマイページで請求書の発行状況や利用履歴の確認などができます。

【調査結果概要】

・実店舗でのお買い物は現金がメジャーな手段。
・現金を使う理由として、クレジットカードの使いすぎを憂慮する現金派ユーザーは36%。
・現金派ユーザーの69%は、その場の持ち合わせがない場合、買い控えをした経験がある。
・実店舗で利用してみたい決済方法TOP3は、「後払い決済」「クレジットカード決済」「プリペイド決済」。
・「後払い決済」を利用したいユーザーの66%が、その理由として「クレジットカードを使わなくても、後から支払うことができるから」と回答。
・現金派ユーザーの43%がQRコード決済を認知。
・現金派ユーザーの半数はQRコード決済に抵抗を感じていない。
・キャッシュレス化に対する消費者の意見、現金派ユーザーのQRコード決済に関する意識の具体例を一部掲載。

【調査結果詳細】

1、実店舗でのお買い物は現金がメジャーな手段。

「直近半年間での実店舗(ネットショッピング以外)でのお買い物について伺います。購入をする際、最もよく利用する決済方法(お支払方法)をお選びください。」という問いに関して、直近半年間で、実店舗にて買い物をした人の61%が現金を利用しました。クレジットカード決済は28%を占めました。

2、現金を使う理由として、クレジットカードの使いすぎを憂慮する現金派ユーザー※3は36%。

「Q1で「現金」を選択された方に伺います。現金を最もよく利用している理由のうち、適切なものをすべてお選びください。」という問いに対して、現金派ユーザーは、57%が「現金での支払いになれており、不便さを感じないから」と回答しました。また、「クレジットカードは使いすぎてしまうから」が36.0%でした。
※3: Q1で現金を選択したユーザー

3、現金派ユーザーの69%は、その場の持ち合わせがない場合、買い控えをした経験がある。

「Q3、Q1で「現金」を選択された方に伺います。お買い物をしたい時に、現金の持ち合わせがなかった際、あなたはその後どうしましたか。あなたが取った行動として当てはまるものをすべてお選びください。」という問いに対して、現金派ユーザーのうち、そのお店で買い控えた方の割合は69%でした。また、「現金以外の支払い方法でお買い物をした」が27.0%でした。

4、実店舗で利用してみたい決済方法TOP3は、「後払い決済」「クレジットカード決済」「プリペイド決済」。

「Q4、実店舗(ネットショッピング以外)でのお買い物について伺います。購入をする際利用してみたいと思う決済方法(支払い方法)をすべてお選びください。」という問いに対して、後払い決済が55%で1位、クレジットカード決済が37%で2位、プリペイド決済(電子マネー等)が25%で3位でした。

5、「後払い決済」を利用したいユーザーの66%は「クレジットカードを使わなくても、後から支払うことができるから」を選択。

「Q4で「後払い決済」を選択された方に伺います。後払い決済を利用してみたいと思う理由のうち、当てはまるものすべてをお選びください。」という問いに対して、「クレジットカードを使わなくても、後から支払うことができるから」が66%で1位でした。「購入時に手持ちの金がなくても、お買い物ができるから」が43%で2位、「後から請求書で支払うときに、現金を使うことができるから」が40%で3位でした。

6、現金派ユーザーの43%がQRコード決済を認知

「Q1で「現金」を選択された方に伺います。QRコード決済(レジに表示されたQRコードを、スマホアプリで読み込んで支払いを済ませる方法)を知っていますか?」という問いに対して、現金派ユーザーのうち、43%が「はい」、57%が「いいえ」と回答しました。

7、現金派ユーザーの半数はQRコード決済に抵抗を感じていない

「Q6で「はい」を選択された方に伺います。QRコード決済(レジに表示されたQRコードを、スマホアプリで読み込んで支払いを済ませる方法)を利用することに抵抗がありますか?」という問いに対して、「全く抵抗がない」、「あまり抵抗がない」、「どちらかといえば抵抗がない」が合わせて 49%、「やや抵抗がある」、「非常に抵抗がある」があわせて51%となりました。

【キャッシュレス化に対する消費者の意見と現金派ユーザーのQRコード決済に関する意識】

※回答いただいたままの原文を記載しております。

①キャッシュレス化に対する消費者の意見(n=1261)

「キャッシュレス化(現金が不要になること)が進むと、なくなってしまいそうな、現金ならではの思い出はありますか?思いつくエピソードをご自由にお書きください。(n=1261)」という問いに対しての回答は、以下のようなものがありました。

・ギザ10で盛り上がれない。
・タクシーや飲食店でおつりをチップ感覚で使ったことがよくある。
・コンビニATMで、現金が不足で千円札が出金できなかった。
・お釣りの中から500円硬貨を取り除き、貯金をしていた。そのようなことがなくなるかも。
・621円の支払いに1000円札で支払うとお釣りが379円の硬貨11枚で返ってくる。1121円で500円硬貨1枚が気持ちが良いが、1円に泣く事もあり1円の重みを感じることもある。
・自動改札でプリペートカードが読み取りエラーで使えなくなった時に現金のありがたさを感じた。
・エラーやキレイな硬貨を集めれない。
・以前パンを買いに行った時現金が1円足りなかった時後ろに並んでいる人がくれました有り難かった。
・小銭の製造年が自分の生まれた年と同じで、にっこりしたり。
・プレゼントに『お財布』とか、お婆ちゃんから貰ったお小遣い!親にバレないようにコソコソと貰ったなぁ〜(^^) 500円玉貯金も結構貯まるから好きなんだけど… お金のありがたみの感覚が変わってくるんでしょうねぇ。なんか寂しいです。
・学生時代、友達と旅行に行った時同じ金額を出し合って共通のお財布を作り、そこから交通費や食事代を出しました。効率的で公平だったと思います。
・先輩がこれで払って来いとお金を渡して、お釣りは要らないからもらっとけと言われたこと。
・手渡しでお釣りをもらう時に、手を添えれらた時のどきどき感(異性にかぎる)。
その他、レジでのコミュニケーション、ありがたみの薄れ、給料袋の分厚さを感じてうれしくなるなどが多かった。

その他、回答の中には、キャッシュレス化が進むことに対するこんな声もありました。

・現在の勤務先の給料は現金を手渡しで最近はなかなか記帳にも行けていません。我が社の経理にもキャッシュレスが来るのでしょうか。
・こづかい制の我が家では、現金で貰わないと辛いから。
・仕事(紙幣印刷機製造)が減少して困る。
・介護の仕事をしているが、年老いて来るとカードの使い方がよく分からなかったりと混乱される事もあると思う。そして認知機能の衰えを防ぐ為にも自分で計算することで活性化できるのではないのでしょうか。
・歌舞伎を見に行った時の『お捻り』や、ホテル宿泊等の『チップ』は、現金でないと興ざめ。
・子供がお金の大切や重みについての学習が出来なくなるのでは?の不安感。
・甥姪孫へのお小遣いは現金ですね。振り込みではお礼も云って貰えそうに無い。

②現金派ユーザーのQRコード決済に対する意識(n=170)

「Q7で「やや抵抗がある」「非常に抵抗がある」を選択された方に伺います。そのように感じられた理由をご自由にお書きください。(n=170)」 という問いに対して、そもそもスマホを所持していない、使い方がよくわからない、セキュリティにおいて不安 がある、といった声が多く見られました。QRコード決済というよりは、スマホ決済全般に対する抵抗感が根強く存在するようです。

・スマホなどケータイは持っていない・万が一スマホを忘れたら決済できなくなる可能性があるから・キャッシュレスの時代とわかっているが、基本アナログでいたい。人間を感じられるから。
・クレジット決済でだまされたことがあるから
・スマホなど携帯は持っていない。普段電波の通じないところにおり必要もないし、危険な類は持たないことにしている。
・高齢の為、最近はスマホが使い面倒になった。

株式会社ネットプロテクションズ概要

当社はテクノロジーを活用して新しい信用を創造する「Credit Tech(クレジットテック)」のパイオニア企業として、あらゆる商取引を円滑にしていくことを目指しています。2002年より、日本で初めて未回収リスク保証型の後払い決済サービス「NP後払い」の提供を開始し、前年比約140%のスピードで成長を続け、現在では累計利用件数が1億4000万件を突破するまでに至りました。2014年より、同サービスにより培った独自の与信ノウハウとオペレーション力を企業間取引向けに展開した「NP掛け払い」の本格販売を開始し、前年比約170%のスピードで成長を続けております。2017年には、購買体験がこれまでより快適になる新しいカードレス決済「atone(アトネ)」の提供を開始しました。さらに2018年には、台湾においてもカードレス決済サービス「AFTEE(アフティー)」をリリースしました。これらの事業を通じて、顧客の購買歴・支払い歴をあわせた取得難度の高い信用ビッグデータを保有しており、今後は様々な領域でのデータ活用・展開を模索していきます。

【商号】
株式会社ネットプロテクションズ
【代表者】
代表取締役社長 柴田 紳
【URL】
https://corp.netprotections.com/
【事業内容】
後払い決済サービス「NP後払い」の運営
企業間決済サービス「NP掛け払い」の運営
訪問サービス向け後払い決済サービス「NP後払いair」の運営
新しいカードレス決済「atone(アトネ)」の運営
台湾 スマホ後払い決済「AFTEE(アフティー)」の運営
ポイントプログラムの運営
【設立】
2000年1月
【資本金】
1億円
【所在地】
〒102-0083 東京都千代田区麹町4丁目2-6 住友不動産麹町ファーストビル5階

【本リリースに関するお問い合わせ】

報道機関の方はこちら

担当: 飯塚・長町・土屋
Tel: 03-5572-6062
Mail: netprotections@vectorinc.co.jp

その他の企業・個人の方はこちら

担当: 長谷川・及川
Tel: 03-4588-6843
Mail: pr@netprotections.co.jp

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